◇ 大事にしていること
・日本文化にまつわる新しい取り組みや、若手の文化継承者を応援する。
・「唯一の正しいもの」ではなく「さまざまな面白い取り組み」を紹介する
 (流派がちがってもなかよくする)。
・外国人・年少者・障害児者・高齢者・病気の方など、いろいろな人が参
 加できる場を目指す。
・「ちがい」を大事にし、いろいろな価値観や文化的背景の「ちがい」を
 尊重しながら、多様性のある日本文化を育むために協力する
活動を通して身につけられること
・日本の文化や習慣の面白さを知り、自分自身の暮らしの中で楽しむこと
・日本の文化や習慣をほかの人にわかりやすく伝えられるようになること
・日本の文化や習慣を大事にする過程で、他の国の文化や習慣も尊重できる
 ようになること。
◇ 主 な 活 動
1.和の道プロジェクト
文化の担い手を講師に招いて本格的な和の文化を体験していただくイベント事業。 お子さんや外国の方など、普段なかなか和文化に触れるきっかけが少ない方にこそ、和の文化の面白さを知ってほしいという想いで実施しています。 やさしく丁寧な解説を交えながら、実際に見て、触って、感動することを大事にしています。
・書の道
・百千鳥茶会  ☛ そうだ、茶室に行こう!~初心の手引き~
・和菓子づくり
2.部活動プロジェクト
「体験する」から「実践する」へ。 一過性の文化体験ではなく、茶道や書道といった文化を日常の中で継続的に楽しみ、生活に取り入れていくための活動です。参加者は「部員」となり、 月々のテーマを決めたり、準備や片付けに参加したりして、参加者と一緒に企画を作り上げていくことを大事にしています。
3.出張文化体験
小学校や外国語学校等の外部団体の依頼により、学校等に出張しておこなう文化体験講座です。 対象者の年齢や理解度にあわせて講座内容を工夫し、日本文化との良い「出逢い」をつくることを大事にしています。
◇ 講師の紹介
神郡宇敬 Ukyo Kamigori(書家/書道研究温知会 師範)
神郡1969年生まれ。書道研究温知会師範。2008年より京都を拠点に作品の制作、書道指導を行う。 2015年に雑誌「婦人画報」の連載『自然の譜』のタイトル書を揮毫。フランスなど海外でもワークショップを開催。 「書」の愉しみを伝え、日常の中で「筆を持って書く」という文化を後世に伝えていくことに力を注いでいる。
http://www.instagram.com/takashi_ukyo_kamigori/
天江大陸 Dairiku Amae(茶人/「陶々舎」主催)
天江1988年生まれ。外国生まれ、外国育ちの日本人。韓国、ロシア、シリア、ウクライナなどの暮らしを経験したのち、京都にて建築を学ぶ。茶数寄(好き)3人で暮らす日本家屋に「陶々舎(とうとうしゃ)」を主催し、「お茶がある暮らし」を提案。建築の知識を活かし自分で手を入れながら日本家屋を生かす暮らしを満喫中。
陶々舎:http://totousha.com/
 
中山福太朗 Fukutaro Nakayama(茶人/茶の湯集団「鴨ん会」主催)
中山1986年生まれ。京都の鴨川で道行く人に一服のお茶を差し上げるという「鴨茶(かもちゃ)の発起人。『今の茶』を為すため、お茶とは何かを実践の中で探している。
陶々舎:http://totousha.com/
丹羽真一 Shinichi Niwa(丹羽茶舗5代目、「丹羽茶舗喫茶室」主催)
丹羽1980年生まれ。大分県中津市の日本茶専門店「丹羽茶舗」5代目。東京の「とらや」でイベント企画を経験したのち地元中津に戻り、2012年に「丹羽茶舗喫茶室」をオープン。 お茶や和菓子とうつわのコラボ企画を開催するなど、お茶のある暮らしの魅力を伝える活動を行っている。
丹羽茶舗:http://niwachaho.jp
一木武志 Takeshi Ichigi(武蔵屋総本店4代目)
一木1979年生まれ。大分県中津市の老舗和菓子店「武蔵屋総本店」の4代目。和菓子品評会「東和会」の最優秀技術賞受賞。東京の「釜人鉢の木(かまんどはちのき)」にて 6年間修行し、現在は地元中津にて若手和菓子職人の育成に力を注いでおり、高校の食物科等でも和菓子づくりの指導を行っている。
武蔵屋総本店:http://www.musashiya-sohonten.com
松尾和明 Kazuaki Matsuo(和菓子舗「鮹松月」4代目)
松尾1989年生まれ。福岡市の柳橋連合市場内にある老舗菓子舗「鮹松月(たこしょうげつ)」の4代目。京都の老舗和菓子店「末富(すえとみ)」にて5年間修行した後、 地元福岡へ戻る。日々、四季折々のかわいい和菓子づくりに情熱をかけている。

百千鳥ページへ